レトロファッションやクラシカルファッションは、流行を追いかけるだけでは出せない、奥行きのあるおしゃれを楽しめるスタイルです。
懐かしさ、上品さ、可愛らしさ、知的なムード、少し特別な日の高揚感。
同じ「レトロ」「クラシカル」と言っても、ブランドによって得意な雰囲気はかなり違います。
甘めに着たいのか、大人っぽくまとめたいのか、普段着として楽しみたいのか、きちんとしたシーンにも使いたいのかで、選ぶべきブランドは変わります。
ここでは、レトロ・クラシカルな雰囲気を楽しめるブランドを、細かなテイスト別に分けて紹介します。
Contents
レトロ・クラシカルファッションブランドの選び方
レトロファッションとクラシカルファッションは、似ているようで少し印象が違います。
レトロは、どこか懐かしく、温かみがあり、古着っぽさやガーリーな可愛さを楽しみやすいスタイルです。
クラシカルは、上品さ、きちんと感、伝統的な雰囲気を大切にしたスタイルで、フェミニン、トラッド、エレガントな着こなしとも相性が良いです。
ただ、今のブランドはこの2つをきれいに分けるというより、レトロにトレンド感を足したり、クラシカルにフェミニンな華やかさを加えたりしています。
そのため、ブランドを選ぶときは「レトロ系」「クラシカル系」と大きく見るだけでなく、もう少し細かくテイストを分けて考えるのがおすすめです。
普段着として楽しむならレトロカジュアル系

毎日のコーディネートに取り入れやすいのは、レトロカジュアル系のブランドです。
古着のような雰囲気をほんのり感じさせつつ、今っぽいシルエットや着やすさもあるため、レトロ初心者でも選びやすいのが魅力です。
可愛らしさはありながらも、日常に馴染みやすく、頑張りすぎて見えにくいのもポイントです。
上品に見せたいならクラシカルフェミニン系

女性らしさや華やかさを大切にしたい方には、クラシカルフェミニン系のブランドが向いています。
甘さのあるデザインでも、色使いやシルエットに品があると、大人っぽくきれいにまとまります。
デートや食事、お出かけ、きちんと感がほしい日にも使いやすいテイストです。
大人っぽく着たいならトラッド・エレガント系

甘さを抑えて、知的で落ち着いた印象に見せたい場合は、トラッドやエレガント寄りのクラシカルブランドが合います。
流行に左右されにくいデザインが多く、年齢を重ねても着やすいのが魅力です。
通勤、学校行事、ホテルランチ、きちんとしたお出かけなどにも使いやすく、大人のワードローブに取り入れやすいジャンルです。
レトロカジュアル・レトロガーリー系ブランド

RETRO GIRL(レトロガール)
RETRO GIRLは、レトロな可愛らしさを今っぽいカジュアルに落とし込んだブランドです。
名前の印象から、かなり古着寄りのブランドを想像する方もいるかもしれませんが、実際にはトレンド感のあるデイリーウェアが中心。
そこに、少し懐かしい色使いやガーリーな雰囲気が加わることで、親しみやすいレトロカジュアルが楽しめます。
強い個性で見せるというより、普段の服に少しだけレトロな空気を足したい人に向いています。
学生や20代前半の方でも取り入れやすく、価格帯も比較的手に取りやすいので、レトロファッションの入口として選びやすいブランドです。
古着っぽさを本格的に出すよりも、今のカジュアルの中に「ちょっと懐かしい可愛さ」を入れたい方におすすめです。
| おすすめテイスト | レトロカジュアル、ガーリーカジュアル |
| おすすめ世代 | 10代後半~20代 |
| 価格帯 | 安い |
natural couture(ナチュラルクチュール)
natural coutureは、やわらかな可愛らしさと日常感のバランスが上手なブランドです。
レトロ感はありますが、濃いヴィンテージ風ではなく、あくまで普段のコーディネートに馴染む軽やかな雰囲気。
甘さのあるデザインも多いものの、カジュアルに合わせやすく、可愛らしさだけが前に出すぎないところが魅力です。
フェミニンすぎる服は気恥ずかしいけれど、シンプルなカジュアルだけでは物足りない。
そんな方にとって、natural coutureのほどよい甘さはとても使いやすいです。
レトロフェミニン、ナチュラルガーリー、大人可愛いカジュアルが好きな方に向いています。
20代中心の印象はありますが、落ち着いた色やシンプルなデザインを選べば、30代でも無理なく楽しめます。
| おすすめテイスト | レトロフェミニン、ナチュラルガーリー |
| おすすめ世代 | 20代~30代 |
| 価格帯 | 安い~普通 |
MAJESTIC LEGON(マジェスティックレゴン)
MAJESTIC LEGONは、甘めのレトロガーリーが好きな方に向いているブランドです。
可愛らしさをしっかり感じるデザインが多く、女の子らしい雰囲気を楽しみたいときに選びやすい存在。
ただし、昔ながらのガーリーをそのまま出すのではなく、今っぽいトレンド感やすっきりした見せ方も取り入れているため、古く見えにくいのが特徴です。
フェミニン、カジュアル、レトロのバランスがよく、デートや友達とのお出かけにも使いやすいブランドです。
甘さがある分、大人が着る場合は色味を落ち着かせたり、シンプルな小物でまとめたりすると、上品な雰囲気に寄せやすくなります。
「可愛い服が好き」という気持ちを大切にしながら、今の空気感で着られるブランドです。
| おすすめテイスト | ガーリーレトロ、フェミニンカジュアル |
| おすすめ世代 | 10代後半~20代 |
| 価格帯 | 安い~普通 |
Little sunny bite(リトルサニーバイト)
Little sunny biteは、レトロの中でもポップで個性的な方向に振り切ったブランドです。
上品に整えるクラシカルとは違い、海外ガールのような自由さ、古着っぽい遊び心、少し毒っ気のある可愛さを楽しめます。
色使いやデザインに存在感があり、シンプルな服に物足りなさを感じる方にはかなり魅力的なブランドです。
万人受けを狙うというより、自分の「好き」をはっきり出したい人向け。
レトロポップ、アメカジ、古着ミックス、ガールカルチャーが好きな方には、見ているだけでも楽しい世界観があります。
全身でまとめると個性が強く出るため、普段のコーディネートに取り入れるなら、主役として一点効かせるくらいが使いやすいです。
レトロを可愛く、自由に、少し尖って楽しみたい方におすすめです。
| おすすめテイスト | レトロポップ、古着ミックス、アメカジ |
| おすすめ世代 | 20代~30代 |
| 価格帯 | 普通~高め |
大人デイリークラシカル系ブランド

SHOO・LA・RUE(シューラルー)
SHOO・LA・RUEは、クラシカルやレトロに特化したブランドではありませんが、大人の日常に取り入れやすい落ち着いた可愛さがあります。
強い個性で見せるというより、毎日の服に自然に馴染む親しみやすさが魅力です。
カジュアルをベースにしながら、きれいめ感や女性らしさをほどよく加えられるので、レトロな雰囲気を軽く取り入れたい方にも向いています。
派手すぎず、甘すぎず、生活感のあるシーンで使いやすいのが良いところです。
30代以降の女性が、普段着としてクラシカルな雰囲気を少し足したいときにも選びやすいブランドです。
きちんと見せたいけれど、堅苦しい服は苦手。
そんな方には、SHOO・LA・RUEの気負わないきれいめカジュアルがちょうどよく感じられるはずです。
| おすすめテイスト | デイリークラシカル、きれいめカジュアル |
| おすすめ世代 | 30代~50代 |
| 価格帯 | 安い |
grove(グローブ)
groveは、大人が日常で着やすいクラシカル感を探しているときに頼れるブランドです。
上品で清潔感があり、きちんと見えるのに、かしこまりすぎない。
このバランスがとても優秀です。
華やかなレトロ感や強いヴィンテージ感ではなく、今の暮らしに馴染む落ち着いた女性らしさがあります。
通勤、学校行事、休日のお出かけ、ちょっとした食事など、幅広いシーンに使いやすいのも魅力です。
クラシカルな服は、選び方を間違えると古く見えたり、堅く見えたりすることがあります。
groveはそのあたりが自然で、大人が無理なく品よく見える着こなしを作りやすいです。
「可愛い」よりも「感じが良い」「きれいに見える」を大切にしたい方におすすめです。
| おすすめテイスト | 大人クラシカル、きれいめフェミニン、通勤カジュアル |
| おすすめ世代 | 30代~50代 |
| 価格帯 | 安い~普通 |
ヴィンテージフェミニン・大人可愛いクラシカル系ブランド

LILY BROWN(リリーブラウン)
LILY BROWNは、ヴィンテージ感と現代的なトレンドを見事にミックスしたブランドです。
懐かしい雰囲気を持ちながら、決して古く見えない。
甘さがあるのに、どこか洒落感がある。
この絶妙なバランスがLILY BROWNの魅力です。
レトロフェミニンが好きな方にはもちろん、普通のきれいめフェミニンでは物足りない方にも向いています。
デザインに少しクセがあり、着こなしに表情が出やすいので、ファッションが好きな人ほど惹かれやすいブランドです。
クラシカルな品の良さよりも、ヴィンテージショップで見つけた特別な一着のような高揚感があります。
可愛いけれど幼くない、華やかだけれど量産的ではない。
そんなレトロスタイルを楽しみたい方におすすめです。
| おすすめテイスト | ヴィンテージフェミニン、レトロモード、クラシカルガーリー |
| おすすめ世代 | 20代~30代 |
| 価格帯 | 普通 |
JILL by JILLSTUART(ジルバイジルスチュアート)
JILL by JILLSTUARTは、可愛らしさと上品さを両立したクラシカルフェミニン系ブランドです。
レトロというより、透明感のある甘さや、少し特別な日の憧れ感を楽しめるタイプです。
デザインには華やかさがありますが、どこか品よくまとまるため、子供っぽくなりすぎないのが魅力です。
甘い服が好きな方にとっては、気分を上げてくれるブランド。
デートや食事、お出かけなど、いつもより少しきれいに見せたい日に選びたくなります。
クラシカルな雰囲気を重厚に着るというより、可憐に、軽やかに、女性らしく楽しむブランドです。
大人が取り入れる場合は、甘さを全部盛りにするより、落ち着いた色やシンプルな小物で引き算すると、上品さがより引き立ちます。
| おすすめテイスト | クラシカルフェミニン、スイートフェミニン |
| おすすめ世代 | 20代~30代前半 |
| 価格帯 | 普通 |
And Couture.(アンドクチュール)
And Couture.は、フェミニンな華やかさと都会的なきれいめ感を楽しめるブランドです。
クラシカル感は控えめですが、上品なシルエットや女性らしい雰囲気があり、大人可愛いスタイルが好きな方に合います。
甘さだけで終わらず、どこかきれいめで、きちんと見えるのが魅力です。
可愛らしい服が好きでも、あまり幼く見せたくない。
華やかさはほしいけれど、派手すぎるのは避けたい。
そんな方にとって、And Couture.のバランスはかなり使いやすいです。
レトロ感を強く求めるブランドではありませんが、クラシカルフェミニンの流れで見ると、今っぽく華やかに着られる候補になります。
大人の可愛さをきれいに見せたい方におすすめです。
| おすすめテイスト | 大人フェミニン、きれいめクラシカル、華やかフェミニン |
| おすすめ世代 | 20代後半~30代 |
| 価格帯 | 普通~高め |
ロマンティッククラシカル・オケージョン系ブランド

TOCCA(トッカ)
TOCCAは、ロマンティックで上質なクラシカルファッションを楽しめるブランドです。
可憐で華やか、そして品がある。
その世界観は、単なるフェミニンではなく、少し特別な空気をまとっています。
甘さはありますが、安っぽい甘さではなく、大人が着ても美しく見える上品な甘さです。
日常でラフに着るというより、きちんとしたお出かけや特別な日の装いに向いています。
クラシカルフェミニンが好きな方にとって、TOCCAはかなり憧れ感のあるブランドです。
流行に合わせて気軽に買い足すというより、長く大切にしたくなる一着を探す感覚に近いと思います。
可愛らしさ、上品さ、華やかさを丁寧に楽しみたい方におすすめです。
| おすすめテイスト | ロマンティッククラシカル、上品フェミニン |
| おすすめ世代 | 20代後半~40代 |
| 価格帯 | 高め |
CELFORD(セルフォード)
CELFORDは、上品で華やかなクラシカルスタイルを今っぽく楽しめるブランドです。
きちんと感がありながら、無難に終わらない。
華やかさがありながら、品よく見える。
このバランスがCELFORDの大きな魅力です。
甘さよりも洗練感を重視したい方に向いていて、ホテルランチ、食事会、式典、オケージョンなど、少し格を意識したい場面にもよく合います。
フェミニンではありますが、可愛いというより美しい印象。
大人が着るクラシカルファッションとして、かなり完成度の高い雰囲気を作りやすいブランドです。
「きちんと見せたいけれど、地味にはなりたくない」という方には、とても頼れる存在です。
| おすすめテイスト | 上品クラシカル、オケージョンフェミニン |
| おすすめ世代 | 20代後半~40代 |
| 価格帯 | 普通~高め |
GRACE CONTINENTAL(グレースコンチネンタル)
GRACE CONTINENTALは、クラシカルを華やかに、そしてドラマティックに楽しみたい方に向いているブランドです。
上品さだけでなく、装飾性、存在感、特別感があります。
控えめなクラシカルではなく、服そのものが主役になるような華やかさが魅力です。
結婚式やパーティー、特別な食事会など、印象に残る装いをしたいときに選びたくなるブランドです。
価格帯は高めですが、その分、日常服では出しにくい高揚感があります。
クラシカルな雰囲気を上品にまとめるだけでなく、ファッションとしてしっかり楽しみたい方におすすめです。
落ち着いた服が増えてきた大人のワードローブに、ひとつ華やかな軸を作ってくれるブランドでもあります。
| おすすめテイスト | エレガントクラシカル、ドレスアップ、華やかフェミニン |
| おすすめ世代 | 30代~40代 |
| 価格帯 | 高め |
RUIRUE BOUTIQUE(ルイルエブティック)
RUIRUE BOUTIQUEは、大人のオケージョンスタイルに強いブランドです。
普段着のレトロファッションというより、結婚式、二次会、パーティー、セレモニー、食事会など、きちんとした場面で使えるクラシカルな装いを探している方に向いています。
華やかさはありますが、若い世代向けの甘いドレスとは違い、大人が着やすい落ち着きもあります。
クラシカルな雰囲気を作るうえで大切なのは、ただ飾ることではなく、品よく見えること。
RUIRUE BOUTIQUEは、その点で実用性が高く、体型やシーンを意識したデザインも選びやすいです。
特別な日用の服を探すとき、華やかさと安心感の両方がほしい方におすすめです。
| おすすめテイスト | オケージョンクラシカル、大人ドレス、セレモニー |
| おすすめ世代 | 30代~50代 |
| 価格帯 | 普通~高め |
都会的クラシカル・トラッド系ブランド

allureville(アルアバイル)
allurevilleは、都会的で洗練されたクラシカルスタイルを楽しめるブランドです。
上品でありながら、ただ無難にまとまらない。
トラッド、フェミニン、マスキュリン、きれいめの要素がほどよく混ざり、大人の余裕を感じる着こなしを作りやすいです。
クラシカルな服は、選び方によっては古く見えたり、かしこまりすぎたりすることがあります。
allurevilleはそこを現代的に整えてくれるので、今の街に似合う上品なクラシカルを楽しめます。
通勤にも休日にも使いやすく、少し良い服を日常に取り入れたい大人に向いています。
可愛いよりも、きれい。
甘いよりも、洗練。
そんな雰囲気が好きな方におすすめしたいブランドです。
| おすすめテイスト | 都会的クラシカル、トラッドフェミニン、きれいめモード |
| おすすめ世代 | 30代~40代 |
| 価格帯 | 高め |
MACKINTOSH PHILOSOPHY(マッキントッシュフィロソフィー)
MACKINTOSH PHILOSOPHYは、クラシカルを大人っぽく、知的に、長く楽しみたい方に向いているブランドです。
英国トラッドを感じる端正な雰囲気があり、甘さよりも品の良さを大切にしたい方に合います。
華やかなレトロフェミニンとは違い、落ち着き、清潔感、きちんと感が魅力です。
流行に大きく左右されにくく、年齢を重ねても着やすいのも強み。
通勤、休日のお出かけ、旅行、学校行事など、幅広いシーンに馴染みます。
クラシカルファッションを「可愛い」ではなく「きれい」「知的」「上品」に見せたい方には、とても相性が良いブランドです。
派手さはありませんが、長く着られる安心感があります。
| おすすめテイスト | 英国トラッド、ベーシッククラシカル、大人きれいめ |
| おすすめ世代 | 30代~50代 |
| 価格帯 | 高め |
華やかモードクラシカル系ブランド

eimy istoire(エイミーイストワール)
eimy istoireは、クラシカルを現代的で華やかなムードに寄せたい方に向いているブランドです。
正統派クラシカルやレトロカジュアルとは違い、女性らしさ、トレンド感、少し強さのある雰囲気が魅力です。
上品さはありながら、控えめにまとまるというより、しっかり印象に残るタイプ。
甘さだけでなく、色気やモード感も感じさせるため、大人フェミニンを少し華やかに見せたい方に合います。
クラシカル要素を探すなら、端正なシルエット、落ち着いた配色、エレガントな雰囲気に注目すると選びやすいです。
可愛い服より、きれいで印象的な服が好き。
そんな方にとって、eimy istoireは気分を高めてくれるブランドです。
| おすすめテイスト | 華やかクラシカル、モードフェミニン、大人きれいめ |
| おすすめ世代 | 20代後半~30代 |
| 価格帯 | 普通~高め |
レトロ・クラシカルブランドは、なりたい雰囲気で選ぶのが一番楽しい
レトロやクラシカルの服は、ただ昔っぽいデザインを選ぶだけでは、なかなかしっくりきません。
大切なのは、自分がどんな空気感に惹かれるのかを知ることです。
可愛らしく着たい日もあれば、上品に見せたい日もあります。
少し背伸びしたい日も、いつもより華やかにしたい日もあります。
そんな気分にぴったり合うブランドが見つかると、レトロ・クラシカルファッションはもっと楽しくなります。
流行とは少し違う、自分だけの好きな雰囲気を大切にしたい方にこそ、ぜひ取り入れてほしいスタイルです。