上品さとお嬢様っぽさで、プチプラ服の組み合わせでも安っぽく見えにくいフェミニンファッション。
女性らしさも引き立ててくれますし、大人の女性でも取り入れやすいファッションテイストと言えるでしょう。
アイテムのデザイン性がハッキリしているので、誰でも取り入れやすい反面、やりすぎると痛いファッションにも見えがち。
大人っぽく見せつつ、フェミニンな服を取り入れるためには、どんなアイテムを選び、どんなことに気を付けて着こなせばよいのかをアドバイスします。
大人が選びやすいフェミニン服

フェミニンファッションは、ブラウスやスカート、ワンピースなど、女性らしさが伝わりやすいアイテムが中心です。
デザインに特徴がある服が多いため、普段はシンプルな服装が中心という方でも取り入れやすく、いつものコーディネートを少し華やかに見せたい時にも役立ちます。
ただ、大人の女性が選ぶなら「可愛いから」という理由だけで決めるより、上品に見えるか、手持ちの服と自然に馴染むかを確認しておきたいところです。
トップスは顔まわりに少し華やかさがあるものを選ぶ
フェミニンなトップスは、シンプルなボトムスと合わせてもコーディネートが成立しやすいので、最初に取り入れるアイテムとしてもおすすめです。
襟元にさりげなくデザインが入ったブラウスや、小ぶりなボウタイ、袖に少しボリュームがあるトップスなど、顔まわりや上半身にほんの少し華やかさがあるものなら、女性らしい雰囲気を作りやすくなります。
大人っぽく着たい場合は、装飾が大きすぎるものよりも、服全体に自然に馴染んでいるデザインを選ぶのがポイント。
たとえば、大きなリボンが主役になっているものより、襟元に小さく結べるボウタイ、何段にも重なったフリルより、袖口や襟に少しだけあしらわれたフリルの方が普段のコーディネートに馴染みやすいです。
また、ブラウスだけでなく、コンパクトなカーディガンや、首元がきれいに見えるニットなどもフェミニンに使えます。
いかにも「フェミニン服」というアイテムだけに限定せず、着た時に女性らしくきれいに見えるトップスまで範囲を広げて選んでみると、コーディネートの幅も広がります。
ボトムスは上品なシルエットを優先する
フェミニンファッションではスカートの出番が多くなりますが、大人が穿くならボリューム感や丈にも注目したいところです。
ふんわりと広がるフレアスカートは王道ですが、広がりが大きすぎると可愛らしさが強くなります。
落ち感のあるフレアや、腰まわりがすっきりしたマーメイド、細身でも身体のラインを拾いすぎないナロースカートなどは、大人のフェミニンファッションに取り入れやすいでしょう。
丈は膝が大きく見えるものよりも、膝下からロング丈を中心にすると落ち着いた印象を作りやすくなります。
花柄やチェックなど、柄のあるスカートを選ぶ場合も、シルエットそのものはすっきりしたものを選ぶと扱いやすくなります。
スカートだけでなく、センタープレスパンツやきれいめなワイドパンツなどを合わせても問題ありません。
むしろ、フェミニンなトップスにパンツを合わせることで甘さがほどよく抑えられ、普段使いしやすいスタイルになります。
ワンピースは「お嬢様っぽさ」を取り入れやすい
上品なお嬢様っぽい雰囲気を取り入れたいなら、ワンピースはとても便利です。
上下の組み合わせを考えなくても全体の雰囲気がまとまりやすく、フェミニンらしい華やかさも出しやすいアイテムです。
大人が選ぶなら、ウエストラインが自然に整って見えるものや、スカート部分が広がりすぎないもの、首元がきれいに見えるデザインなどがおすすめ。
襟付きのワンピースも、お嬢様っぽい品の良さを作りやすいですが、襟が大きすぎたり、リボンやレースまで重なっていたりすると可愛らしさが強くなります。
一見シンプルでも、袖の形やボタン、ウエストの切り替えなどに少し特徴があるワンピースなら、大人っぽさを残しながらフェミニンな雰囲気を楽しめます。
無地のワンピースならバッグやアクセサリーで印象を変えやすく、柄物なら1枚でコーディネートの主役になります。
ワンピースそのものに存在感がある場合は、小物をシンプルにするとまとまりやすいです。
フェミニン服を大人っぽく着こなす組み合わせ方

フェミニン服はデザインそのものに特徴があるため、組み合わせるアイテムまで華やかにする必要はありません。
大人っぽく見せたいなら、主役になる服と、それを引き立てる服を分けて考えるとコーディネートしやすくなります。
デザイン性のある服は1点を主役にする
フリルのあるブラウス、花柄スカート、特徴的な襟のワンピースなど、ひと目でフェミニンと分かるアイテムは1点でも十分存在感があります。
フリルブラウスを着るなら、無地のスカートやシンプルなパンツを合わせる。
花柄スカートなら、装飾のないニットやブラウスを合わせる。
こうした組み合わせなら、フェミニンらしさをしっかり残しながら、コーディネート全体は落ち着いて見えます。
服を購入する時も「この服には何を合わせるか」をあらかじめ考えておくと、デザインが気に入ったものの着る機会がない、という失敗も減らせます。
特にプチプラブランドでは、華やかなデザインの服が豊富です。
ひとつひとつは可愛くても、すべてを組み合わせると印象が強くなりすぎることがあるため、主役をひとつ決めるという考え方は覚えておくと便利です。
上下とも甘くするなら色を落ち着かせる
フェミニンなブラウスにスカートを合わせるなど、上下とも女性らしいアイテムを使いたい場合は、色を落ち着かせると大人っぽくまとまります。
ネイビー、ブラウン、グレー、ブラック、アイボリーなど、ベーシックな色を中心にすると、デザインに甘さがあっても幼く見えにくくなります。
淡いピンクやラベンダーなどもフェミニンらしい色ですが、上下とも淡い色にするとかなり柔らかな印象になります。
トップスを淡色にしたらボトムスをネイビーにするなど、一方に落ち着いた色を置くだけでも雰囲気は変わります。
また、くすんだ色なら必ず大人っぽくなるわけではありません。
肌がくすんで見えたり、コーディネート全体がぼんやりしたりする場合もあるため、顔まわりには自分がきれいに見える色を選ぶことも大切です。
きれいめアイテムを間に入れて全体を整える
フェミニンな服を普段着として取り入れるなら、きれいめなアイテムと組み合わせる方法もおすすめです。
たとえば、フリルブラウスにセンタープレスパンツ、花柄スカートにシンプルなカーディガン、フェミニンなワンピースにテーラードジャケットなど。
フェミニンとは少し違う方向のアイテムを加えることで、華やかな服が日常的な着こなしに馴染みやすくなります。
通勤や食事、ちょっとしたお出かけなどにも使いやすくなり、「特別な日にしか着られない服」になりにくいのもメリットです。
フェミニンを大人っぽく着る場合、すべてを同じテイストで揃えるよりも、きれいめをベースにしてフェミニンを加えるくらいの感覚でも十分です。
プチプラのフェミニン服を安っぽく見せないポイント

フェミニンファッションは、プチプラブランドでも種類がとても豊富です。
ブラウス、スカート、ワンピースなどを手頃な価格で揃えやすく、流行のデザインにも挑戦しやすいのが魅力。
ただし、装飾の多い服ほど素材や仕立てが目立ちやすいため、購入する時に少し確認しておきたいポイントがあります。
装飾よりも生地と仕立てを確認する
レース、フリル、リボン、パール調ボタンなどはフェミニンらしさを作ってくれる一方で、服の価格感が出やすい部分でもあります。
レースが極端に薄く見えないか、フリルの形が崩れていないか、ボタンが必要以上に目立っていないかなどを確認してみましょう。
装飾が少なくても、生地にほどよい厚みがあり、シルエットがきれいな服の方が結果的に高見えすることもあります。
特に白や淡色は透け感が目立ちやすいため、裏地の有無もチェックしておきたいところです。
プチプラだから装飾が少ない方が良いということではなく、服そのものと装飾が自然に馴染んでいるかを見るのがポイントです。
柄物は配色までチェックする
花柄はフェミニンファッションの定番ですが、同じ花柄でも配色によってかなり印象が変わります。
色数が多く、ひとつひとつの色が強いものは華やかな反面、コーディネートが難しくなることがあります。
大人っぽく着るなら、ベースカラーが落ち着いているものや、柄全体の色味がまとまっているものを選ぶと使いやすいでしょう。
小花柄なら可憐な雰囲気、大きめの花柄なら華やかでエレガントな印象になるため、自分が求めるフェミニンの方向によって選び分けることもできます。
チェックやドットなども同様で、柄そのものより配色と柄の大きさを見ると選びやすくなります。
バッグと靴で全体の印象を引き上げる
服がプチプラでも、バッグや靴まで含めた全体のバランスが整っていれば、安っぽく見えにくくなります。
フェミニンな服には、形がきれいなハンドバッグやショルダーバッグ、シンプルなパンプス、ローファーなどが好相性。
バッグも靴も装飾が多いものを選ぶより、服を引き立てる程度のデザインにすると大人っぽく見えます。
特にバッグは、型崩れが目立つとコーディネート全体の印象にも影響しやすいため、価格よりも形のきれいさを優先したいところです。
小物だけ高価なものにする必要はありません。
余計な装飾が少なく、状態がきれいなものを使うだけでも十分に整って見えます。
大人のフェミニンが「痛い」印象にならないために

フェミニンファッションは年齢を問わず楽しめるテイストですが、可愛らしい要素が多いからこそ、取り入れ方によって印象が大きく変わります。
年齢を理由にフェミニンを避ける必要はありません。
大切なのは、今の自分に似合う可愛さを選ぶことです。
可愛いディテールを全部盛り込まない
フリル、リボン、レース、花柄、パールなどは、それぞれフェミニンらしい魅力があります。
ただ、ひとつのコーディネートにすべてを取り入れると、それぞれのデザインが競い合ってしまいます。
花柄スカートを主役にするならブラウスはシンプルにする、リボンのあるトップスならアクセサリーを控えめにするなど、少し引き算をすると上品に見えます。
フェミニンらしさは装飾の数で決まるわけではありません。
むしろ、ひとつの特徴がきれいに見える余白を残した方が、洗練された印象になります。
少女っぽさの強いデザインは避ける
大人のフェミニンでは、「女性らしい」と「少女らしい」を分けて考えると服を選びやすくなります。
大きすぎるリボン、極端に短い丈、幼い印象のモチーフ、装飾が何段にも重なったデザインなどは、着こなしによって少女っぽさが強くなる場合があります。
反対に、シルエットがきれいなワンピース、小さなボウタイ、控えめなレース、長めのフレアスカートなどは、女性らしさを残しながら落ち着いて見せやすいです。
可愛いデザインそのものを避けるのではなく、どの程度の可愛さなら自分の雰囲気に自然に馴染むのかを考えて選んでみましょう。
「若く見える服」より「今の自分がきれいに見える服」を選ぶ
フェミニンファッションを大人が取り入れる時に一番大切なのは、若く見せることを目的にしないことです。
可愛らしい服を着れば若々しく見えるとは限りません。
サイズが合っている、丈のバランスがきれい、顔色がよく見える色を使っているなど、今の自分が自然にきれいに見える服の方が結果的に若々しく見えることもあります。
フェミニンの魅力は、女性らしさだけではなく、きちんとした印象や華やかさ、上品なお嬢様っぽさを取り入れられるところにもあります。
プチプラ服でも、デザインを欲張りすぎず、主役になるアイテムを決めて、落ち着いた服や小物と組み合わせれば十分きれいに着こなせます。
年齢に合わせてフェミニンを卒業するのではなく、可愛さの見せ方を少しずつ変えていくくらいの感覚で楽しむのがおすすめです。
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