カジュアルなパーカーは、用途が多いし、世代に関係なく使える便利なアイテム。
特にカジュアルな服装を好むママ世代の女性にはマストと言えるアイテムでしょう。
ですが、パーカーは種類やシルエットによっては子供っぽく見えがちで、実際に着用すると何となく若作りに見えてしまうことも。
防寒着としても高い性能を発揮しますし、プチプラでも購入可能で、デザインも豊富だから、持っていると便利。
そんな便利なカジュアルパーカーを大人の女性らしく使いこなすポイントをご紹介します。
Contents
大人がパーカーを着ると「子供っぽい」と感じるのはなぜ?
パーカーは年齢を問わず使える定番アイテムですが、実際に着てみると「以前より似合わなくなった気がする」「何となく子供っぽく見える」と感じることがあります。
ただし、パーカーそのものが大人の女性に向いていないわけではありません。むしろ、動きやすくて気軽に着られ、防寒にも使える便利な服だからこそ、大人になってからも上手に活用したいところです。
子供っぽく見える原因は、パーカーそのものよりも、サイズ感やデザイン、合わせるアイテムによってカジュアルな印象が強くなりすぎていることにあります。
ラフすぎるシルエットは部屋着感につながりやすい
パーカーの魅力のひとつが、身体を締め付けないゆったりとした着心地です。
ただ、身幅がかなり広く、肩が大きく落ち、丈も長いパーカーをそのまま着ると、全体の輪郭が曖昧になりやすくなります。
特に、ゆったりしたパンツなどを一緒に合わせると、上下ともボリュームのあるシルエットになり、リラックス感よりも部屋着らしさが目立つことがあります。
オーバーサイズを選ぶ場合でも、単純に大きなサイズを着るのではなく、肩の落ち方や袖のボリューム、着丈まで計算されたデザインを選ぶのがポイントです。
カジュアル同士を重ねると幼い印象が強くなる
パーカーにデニム、スニーカー、キャップ、リュックといった組み合わせは定番ですが、すべてをカジュアルなアイテムで統一すると、学生のような印象になりやすくなります。
もちろん、この組み合わせ自体が悪いわけではありません。
大人の女性が着る場合は、どこかひとつだけでもきれいめな要素を入れることで、見え方が大きく変わります。
例えば、デニムをセンタープレスパンツへ変える、スニーカーをローファーにする、ナイロンリュックをシンプルなレザー調バッグにするだけでも、ぐっと落ち着いた雰囲気になります。
パーカーを大人っぽく着るコツは、カジュアルを完全になくすのではなく、少しだけ違うテイストを混ぜることです。
ロゴ・色・サイズ感が若作りに見えることも
大きなロゴやキャラクター、存在感の強いプリントが入ったパーカーは、それだけで視線を集めます。
スポーティーな着こなしやストリート感のあるスタイルには使いやすい一方、大人の日常着として取り入れる場合は、デザインの主張が強く感じられることもあります。
落ち着いた雰囲気を求めるなら、無地や小さなワンポイント程度のデザインが使いやすいです。
カラーも同様で、鮮やかな色を選ぶのであれば、他のアイテムをベーシックカラーでまとめるなど、パーカーだけが浮かないようにすると自然です。
大人の女性が選びたいのは「きれいに見えるパーカー」
パーカーは一見すると似たようなデザインが多いですが、実際には生地の厚さ、フードの形、着丈、袖の太さなどによって印象が大きく変わります。
大人っぽく着たい場合は、かわいらしさよりも着た時にシルエットがきれいに整うかどうかを基準に選んでみましょう。
無地・落ち着いた色・ほどよいゆとりが使いやすい
最初の一着として選びやすいのは、グレー、ブラック、ネイビー、アイボリー、ベージュなどのベーシックカラーです。
コーディネートする服の色を選びにくく、きれいめなパンツやスカートとも自然に馴染みます。
サイズ感は、身体にぴったり沿うものより、少し空間ができる程度がおすすめです。
コンパクトすぎるパーカーは昔っぽく見える場合がありますし、反対に大きすぎるものは着られているように見えることがあります。
肩まわりには適度なゆとりがありながら、裾が必要以上に広がらないものなら、ラフな雰囲気を残しつつすっきり見せやすくなります。
厚みと着丈でコーデ全体の見え方が変わる
生地が薄すぎるパーカーは身体のラインを拾いやすく、部屋着のように見えてしまうことがあります。
反対に厚手すぎる生地は上半身にボリュームが出るため、アウターを重ねた時に着膨れしやすくなります。
一枚で着ることが多いなら、フードがある程度立ち上がる生地感が使いやすいです。
着丈も重要で、腰まわりを覆う長め丈なら細身のパンツやナロースカートと好相性。短め丈ならワイドパンツやロングスカートと合わせやすくなります。
パーカー単体だけを見るのではなく、普段よく穿くボトムスとのバランスまで考えて選ぶと、購入後の着回しもしやすくなります。
パーカーは合わせる服で大人っぽさを作る
シンプルなパーカーを持っているなら、新しく買い直さなくても組み合わせ次第で十分に印象を変えられます。
大切なのは、パーカーだけでコーディネートのテイストを決めてしまわないことです。
パンツはきれいなラインを選んでラフさを引き算
パンツスタイルなら、テーパードパンツ、ストレートパンツ、センタープレスパンツなど、脚のラインを整えて見せてくれるものが便利です。
例えばグレーのパーカーにブラックのセンタープレスパンツを合わせるだけでも、スウェットパンツやダメージデニムを合わせた場合とはかなり雰囲気が変わります。
パーカーにボリュームがある場合は、パンツをすっきりさせることでシルエットにメリハリが生まれます。
ただし、必ずしも細身のパンツを選ぶ必要はありません。
ワイドパンツを合わせる場合は、落ち感のある素材やセンタープレス入りを選び、縦のラインを意識すると大人らしいバランスになります。
ロングスカートなら女性らしさを自然に足せる
パーカーとスカートは、大人カジュアルを作りやすい組み合わせです。
ナロースカートならすっきりした印象になり、フレアスカートなら柔らかな女性らしさを加えられます。
プリーツスカートのように動きのあるデザインを合わせても、パーカーのスポーティーさが和らぎます。
ここで注意したいのは、かわいらしい要素を増やしすぎないこと。
ボリュームのあるパーカーに甘いデザインのスカートを合わせ、さらに装飾の多いバッグや靴を加えると、全体の方向性がまとまりにくくなります。
パーカーがカジュアルなのであれば、スカートは形や素材で女性らしさを足す程度にすると、大人の日常着として使いやすくなります。
ジャケットやコートの中に入れると印象が一変する
パーカーを大人っぽく見せたい時に便利なのが、アウターとのレイヤードです。
テーラードジャケットの中にパーカーを入れると、ジャケットのきちんと感が程よく崩れ、休日らしい抜け感が生まれます。
ロングコートに合わせれば、フードが首元のアクセントになり、シンプルなコートスタイルにも立体感をプラスできます。
この着こなしでは、パーカーのフードが大きすぎたり、生地が厚すぎたりすると首まわりが窮屈に見えることがあります。
レイヤード前提で選ぶなら、やや薄手でフードがすっきりしたタイプの方が使いやすいでしょう。
「何か足りない」は靴とバッグで整える
服の組み合わせは悪くないのに、鏡を見ると何となく普段着っぽい。
そんな時は、パーカーやボトムスを変えるより、靴やバッグを見直してみると簡単に印象を調整できます。
スニーカー以外の靴を合わせるだけでも大人っぽくなる
パーカーにはスニーカーというイメージがありますが、実際にはローファーやショートブーツ、パンプスなどとも合わせられます。
特に黒やブラウンのシンプルなローファーは、カジュアルなパーカーに程よいきちんと感をプラスしてくれます。
スニーカーを履きたい場合も、ボリュームのあるスポーティーなデザインだけでなく、細身でシンプルなものを選ぶと印象を変えやすいです。
足元は面積こそ小さいですが、コーディネート全体のテイストを決める重要な部分。
「パーカーだからカジュアルな靴」と決めつけず、あえて違う雰囲気の靴を組み合わせると、大人らしい着こなしが作りやすくなります。
バッグとアクセサリーはきれいめを選ぶ
パーカーにナイロンバッグや大きなリュックを合わせると、どうしてもスポーティーな印象が強くなります。
日常のお出かけなら、形のきれいなショルダーバッグや小ぶりのトートバッグを選ぶだけでも十分です。
アクセサリーも効果的で、小さめのピアスやイヤリング、細めのネックレス、腕時計などを加えると、顔まわりや手元に大人らしさが生まれます。
たくさん身に着ける必要はなく、むしろパーカーにはシンプルなアクセサリーの方がよく馴染みます。
定番色のパーカーは配色で印象を変えられる
パーカーは色によっても雰囲気が大きく変わります。
大人の女性が使いやすいベーシックカラーでも、全身の配色次第で部屋着風にも、きれいめカジュアルにも見えるため、色の組み合わせも意識してみましょう。
グレー・黒は明るい色を足して重さを軽減
グレーパーカーは定番ですが、黒いパンツやスニーカーを合わせるだけではスポーティーに寄りやすいアイテムです。
白やアイボリーのスカート、ベージュのパンツなどを組み合わせると、グレーの柔らかさを活かした着こなしになります。
黒パーカーも同様で、全身を黒や濃色だけでまとめると重く見える場合があります。
インナーに白を入れたり、ボトムスをライトベージュやグレーにしたりすると、メリハリを作りやすくなります。
白・アイボリー・ネイビーは大人カジュアルに使いやすい
白やアイボリーのパーカーは顔まわりを明るく見せやすく、女性らしいカジュアルスタイルに向いています。
ベージュ、ブラウン、グレーなどの穏やかな色と合わせれば、柔らかな配色に。
ブラックやネイビーのボトムスを合わせれば、明暗の差が生まれてすっきり見せることもできます。
ネイビーはスポーティーになりすぎにくく、ジャケットやトレンチコートなどとも好相性。
カジュアルなパーカーを少し上品に使いたい人にとって、意外と便利なカラーです。
大人のパーカーコーデで避けたい「全部カジュアル」
大人のパーカーコーデで意識したいのは、禁止事項を増やすことではありません。
大切なのは、カジュアルな要素がどのくらい重なっているかを一度確認することです。
オーバーサイズを上下で重ねすぎない
オーバーサイズパーカーにボリュームのあるワイドパンツを合わせる着こなしもできますが、大人の日常着としてはバランスを取るのが少し難しくなります。
上半身がゆったりしているなら、ボトムスは縦のラインがきれいに見えるものを。
ワイドパンツを合わせるなら、パーカーを少し短め丈にするなど、上下のどちらかに変化を付けるとメリハリが生まれます。
「オーバーサイズ=子供っぽい」のではなく、全身のシルエットがぼんやりしないようにすることが大切です。
デニム・スニーカー・リュックを全部合わせなくてもいい
パーカーにデニムとスニーカーは、動きやすく実用的な組み合わせです。
そこへキャップ、リュックなどを重ねるほど、カジュアルな要素は強くなっていきます。
大人っぽく見せたい日は、そのうちひとつを別のアイテムへ変えてみましょう。
デニムはそのままで靴をローファーにする、スニーカーはそのままでバッグをレザー調にする、といった小さな変化で十分です。
全部をきれいめにしてしまうと、今度はパーカーだけが浮いてしまうため、カジュアルときれいめを混ぜるくらいがちょうど良いバランスです。
ママ世代の日常では「頑張りすぎない大人っぽさ」がちょうどいい
パーカーは特にママ世代と相性の良いアイテムです。
着脱しやすく、動きやすく、寒暖差にも対応しやすいため、実用性を考えると無理に手放す必要はありません。
大人っぽく見せることばかりを意識して動きにくい服装にするより、普段の生活に合った範囲で整える方が自然です。
公園や近所への外出は動きやすさを残して整える
子供との公園や近所への買い物では、スニーカーやパンツなど動きやすい服が中心になります。
そんな時は、パーカーを無地にしたり、全身の色を3色程度にまとめたりするだけでも印象を整えられます。
黒のパンツにグレーのパーカー、白いスニーカーなど、シンプルな配色なら動きやすさを優先しても清潔感があります。
バッグも両手が空くショルダータイプなど、実用性を優先して問題ありません。
大切なのは「きれいめな服を着ること」ではなく、全体が雑然として見えないことです。
休日のお出かけはパーカーを少しだけ上品に寄せる
家族でショッピングへ行く日や、友人とのランチ、カフェなどでは、普段のパーカーを少しだけ上品な方向へ寄せてみるのもおすすめです。
例えば、パーカーにロングスカートとショートブーツを合わせたり、センタープレスパンツに小ぶりのバッグを合わせたりすると、気軽さはそのままに外出着らしい雰囲気になります。
アウターとしてトレンチコートやチェスターコートを重ねるのも効果的です。
パーカーは着回しやすいからこそ、シーンによって周囲のアイテムを変えるだけで、近所着から休日コーデまで幅広く使えます。
パーカーは年齢でやめる服ではなく、合わせ方を変える服
パーカーには若者向けというイメージを持つことがありますが、実際には大人の女性にとっても非常に便利なアイテムです。
問題になるのは年齢ではなく、昔と同じサイズ感や組み合わせのまま着続けることで、現在の自分とのバランスが合わなくなること。
無地でシルエットのきれいなパーカーを選び、パンツやスカート、靴、バッグのどこかに大人らしい要素を加えるだけでも印象は変わります。
反対に、きれいめに寄せようと頑張りすぎる必要もありません。
パーカー本来のラフさや動きやすさは残しながら、「全部カジュアル」にせず、ひとつかふたつだけ落ち着いた要素を加える。
それくらいの使い方が、大人の女性の日常には取り入れやすいでしょう。